7th anniversery mug


2021.03.11 Thursday | category:

 

RAZE 7th anniversary mug made in Echizen pottery

4,400yen tax included

 

 

明日3月12日(金)よりRAZE創業7周年を記念した越前焼製のマグカップをリリースいたします。

 

こちらは私物の1950年代のUSアンティークマグが元ネタで、アメリカのローズボウル(フリマ)でゴミ同然に転がっていた3$前後のもの。

 

それを越前焼で再現したらどうなるのだろう。

 

アメリカンマグをデザインベースに磁器から陶器へと変更し、日本を感じさせる瑠璃色に染めたらどんな感じになるのだろう。

 

と密かにずっと抱いていた個人的な趣味というか好奇心をここぞとばかりにぶつけてみましたが、絶対にタイミング間違ってますよね。知ってる。

 

といういきさつでこんなマニアックなものの需要があるかどうかは分かりませんでしたが、日常的にコーヒーやお茶を飲む人って沢山いるよね。じゃあ大丈夫だよね。ということでなかなか沢山の数を作っていただきました。(作ってしまいました)

 

フルハンドで。笑

 

しかも仕様が仕様なので本当に大変だったと思います。職人さんマジごめんなさい。

 

 

 

この底面の文字入れなんか特にそうで、版作って押せばいいものを一つ一つ手描きでお願いしました。

 

手描きならではの不均一さであったり、歪みが愛嬌として雰囲気に出ると思ったんです。

 

なんて言うのは簡単ですが、作るのは大変というか嫌ですよね。僕だったら絶対に嫌と言う。笑

 

ただやっていただいて本当に良かったし、狙い通りの仕上がりになったなと。

 

愛嬌のある文字とあえて釉薬を塗らなかった地肌=越前ならではの赤みのある陶土が相まってとても素敵な底面になりました。

 

片付けの時なんかに顔を覗かせるので、ぜひ見てやってください。

 

 

 

 

そして最大の特徴はなんといってもこの特徴的な取っ手。

 

間違いなくこのマグの第一印象になるでしょう。

 

見た目のキャッチーさはそのままに元ネタのゴミマグよりも傾斜をつけているので、厚みがありながらもとても持ち易くなっています。(し、意外と軽いんです。)

 

取っ手以外の全体的なフォルムはとてもシンプルなんですが、薄っすらと浮いて見えるろくろならではの縞模様が奥行きを感じさせます。

 

ここも個体差がありまして、ものによってくっきり縞が見えるものもあれば、ほとんど見えないものもあります。

 

し、一つのものの部位によっても同じようなことが起きていますので、これも楽しみの一つだと思います。

 

とまあ話そうと思えば、まだまだ掘り下げた話ができるのですが、キリがないのでこれ以上は店頭でお話させていただきますね。

 

マグの発売に伴い店頭ではマグのプレゼントキャンペーンも実施いたしておりますので、詳しくは店頭にてお尋ねください。

 

通販もご対応させていただきますので、ご希望の方はメールもしくはインスタのDMに【お名前・お電話番号・送り先のご住所】をご明記の上、ご連絡ください。

 

よろしくお願いいたします。



| razeshop | 17:09 | comments(0) | - |

越前焼


2021.03.06 Saturday | category:

 

 

昨年のイベントでご一緒させていただいてからズブズブのズブな関係でやらせてもらってる越前焼の組合さん。

 

そんな越前焼でRAZEの7周年記念アイテムを作製いただくことになりました。

 

昨秋から打ち合わせを重ねて、あれこれと試行錯誤しながら(僕は無茶を言うだけ)先日ついに完成しました。

 

インスタでくどいくらい連呼していますが、

 

『半世紀以上前のUSアンティークマグを越前焼で再現したらどうなるか。』

 

をテーマに掲げたスペシャルマグです。

 

周年の場でそんな実験みたいなことすんなよ!と自分でも思うところはありますが、うちっぽくて良いんじゃないかなと思っています。

 

率直に大満足な仕上がりとなりました。

 

詳細についてはまた後日に。

 

とりあえずこの企画を通じて越前焼についてめちゃくちゃ学んだので興味のある方にはぜひ店頭でお話させていただきたいと思います。

 

何をもって『本物』というのかは分かりません、というか人それぞれの尺度があると思いますが、越前焼は間違いなく本物だと思います。

 

し、これからの時代、一層日の目を見ることになるでしょう。

 

洋服に限らず、僕はそういうものやひとに惹かれるのだなと再確認しました。

 

知らんけど。

 

 

 



| razeshop | 13:21 | comments(0) | - |

2020's


2021.02.22 Monday | category:

 

belted tapered pants / semoh

 

 

久しぶりにアドレナリンが出る洋服に出会いました。

 

semohが提案し続けてきたテーパードパンツのアップデート版。2020年代版のテーパードパンツです。

 

ベルテッド仕様やズレた配置の前開き、むき出しのファスナー(VISLON)など一見、前衛的なデザインのパンツですが、穿いてしまえば前衛的だと感じたことが錯覚であったように思えるほど馴染みが良い。

 

Tシャツ一枚でも主役として成立しますし、アクのあるものと合わせても今度は名脇役に徹してくれるという不思議なユーティリティーさを備えています。

 

色んな方にお試しいただきたいのですが、これまでsemohのテーパードパンツを穿いてきた人には特にお試しいただきたい。

きっと革新の中にある安心感を感じていただけると思います。

 

ぜひ。これが2020年代のsemohの一端です。



| razeshop | 13:44 | comments(0) | - |
        
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