大切にしたいこと


2018.07.16 Monday | category:Mind

 

僕たちが求め続けた結果なのでしょうが、色んな物事が早く、速くなっている時代です。

 

それはもちろん便利で良いことはたくさんあるのですが、一方でそこに寂しさ、物足りなさを感じるのは僕だけでしょうか。

 

パーソナルに重きを置いたはずのSNSがマスメディアのようになった今に思うことはやはり『アンインスタント』を大切にしたいということ。

 

時間をかけて積み上げられてきたものやそこに確かな時間があったものを大切にしたいと僕は思います。

 

時間をかけてじっくりと身体と心に染み込んでくるものや人。

 

瞬間的には理解などできなくていいから、何度も見返したり、聞き返したり、話し合ったり。

 

人ともの、人と人の間にしっかりと時間が流れている(流れていた)ことを大切にしたいと思います。

 

自分がいたいと思う世界はどういうところだろうか。

 

どんなものに触れるとワクワクして、どんな場所にいると落ち着くことができて、どんなものを手にし、どんなことをしているとワクワクするのだろうか。

 

そして、どんな人と会うと嬉しい気持ちになるのだろうか。

 

これを掘り下げていくと、結局のところは好き嫌いの話になるだけなんですが

 

全てを急ぐばかりにそんなシンプルなことさえも明確に区別しにくくなっているのが今の世の中なんだと思います。

 

色んな物事に心から納得したい。

 

だから、色んな人やものの間に時間を積み上げることでそこに確かなものが生まれると

 

そう信じています。

 

 

そんなことを踏まえて、これから始まるA/Wに臨めたらなと

 

先日の出張の帰りの道中でふと思い、少しだけ訴えたい気持ちになったのでここに記しておきます。

 

 

 

 

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特別でない日に花とチョコレートを


2018.07.11 Wednesday | category:Mind

 

 

Photo by yuta shirakawa

 

オープン当時からずっとお店に飾っているこれらのアートについてはこれまでに何度かお話していると思いますが、お店のコアな部分でもあるので改めて今一度ご紹介させていただきたいと思います。

 

 

僕が6、7年ほど前に読んだ本の中で昔からフランスでは男性から女性に花とチョコレートを贈る習慣があるということが書かれていました。

 

花やチョコを贈るなんてそこまで珍しいことではないように思ったのですが、相手の誕生日や記念日など特別な日ではなく、何気ない日常の中で日頃の感謝の気持ちとしてそれらを贈るというような内容が書かれていて、当時二枚目気取りの三枚目だった僕は思わず膝を打ちました。

 

極論、贈るものが何かというのは需要なことではなく、日頃の感謝の気持ちをそのようにしてちゃんと表すということがとても素敵だと感じました

 

それと同時にそれまでは何か特別な日(こと)でもない限りは特に贈り物をするようなことをしてこなかった(感謝の気持ちが薄かった)己の小ささに絶望したことを今でも強く覚えています。

 

そんなカルチャーショックを受けた数年後に僕は洋服屋を出すことになったわけですが、そこでじゃあせっかくなら何か想いを込めたものを飾りたいよね!となり、真っ先に思い浮かんだのがそれらをテーマにしたアートでした。

 

とはいえ、そんなアートを飾ることで花やチョコを贈ろう!

 

と訴えたいわけではなく、その心遣いや考え方に真価があると思うので、そんな中身を持った人でありたいよね。

 

そんな人にうちの洋服を着てほしいよね。

 

逆にうちの洋服を着るならそうあってもらいたいよね。

 

となっていき、最終的にじゃあまずは君がそうならなきゃね。

 

とそのアートは自分への戒めを意味するものと化しました。(白目)

 

洋服屋の僕が言うのもなんですが、ただ良い洋服を着たからって別に格好良くはなれないと思っていて、

 

その良い洋服に見合うような人になろうとすることでその域に近付いていけるものだと思っています。

 

もちろん僕もその域にはまだまだ程遠いのでまずは形から。

 

ということで

 

大切な人に花とチョコレートを贈ることから始めていきたいと思います。

 

 

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現代的


2018.06.18 Monday | category:Mind

 

 

 

週末のご来店、誠にありがとうございました。

 

中には石川県と滋賀県からはるばる山内を目当てにご来店くださった方もいました。

 

県外から山内を目当てにご来店いただくなんて普段そうあることではないのにこの週末にはお二人も。

こういうことって重なるもんだなーと思いましたし、こちらとしてはとにかく有難く嬉しい限り。

 

山内の洋服をお伝えしていく上で思うところがあって山内の洋服をオンラインショップで販売することを休止してから3ヵ月ほど経ちましたが、今回のように山内を目当てに来店される方やお問合せが少しではありますが増えたように思います。

 

オンラインショップでの販売休止時にもお伝えしましたが、山内の洋服には一言では言い表すことができない空気が宿っていて、それをお伝えするにはやはり直に触れていただくしかないと思っています。

遠方にお住まいでご来店いただくことが難しい方には小一時間ほど長電話でご説明させていただいたこともありました。

 

今の時代にモノを買うなんて片手でポチっとするだけで全て完結することがほとんどですが、そのように山内の洋服に関してはあえての面倒を選択した買い方や(僕やお店の立場からすると)伝え方が必要だと考えています。

 

『面倒』の言い方を変えるなら『手間』でしょうか。

 

何故、それが必要になってくるのかというと山内の洋服が生まれるまでのプロセスがまさしくそうであるから。です。

 

山内の洋服作りは少数精鋭のチームでデザイン・パターン・裁断・縫製・仕上げの工程を基本的に全て自社のアトリエで行っています。

 

モノをインスタントに伝える(売る)・手にする(買う)というのはいわゆる現代的なスタンスで一つ正しいしイケてるのかもしれません。

 

しかし、そうした場合には山内の洋服作りのスタンスとの間に矛盾が生じてしまいます。

 

し、僕の視点や価値観で考えるとどうも納得がいかない。

というか単純に心に響かないし心が躍りません。

 

近年、『他にはない』なんて売り手が軽々しく謳っているだけで実際にそんなモノはほとんどない時代だと思っていて、あるとすればモノを生み出したり、売る(買う)までのプロセスを大切に(アンインスタント)にできた時に初めて他にはないスペシャルなモノが生まれ得ると信じています。

 

山内に限らずRAZEでお取り扱いさせていただいている洋服の多くはアンインスタントに生み出されていますので、僕やお店が逆のスタンスになってしまうとやはり矛盾が生まれて伝わるものも伝わらなくなるように思います。

 

直に触れてくれだの、県外からでも来てくれだの、今の時代になんて面倒な店なんだと自分でも思いますし、実際に面倒などをお掛けしてしまうのは申し訳なく思いますが、本当の意味で現代的、というか本質的なのは実はこちらなのではないかとも思っているというのが本音。

 

表面的なところでは推し量れない複雑性や多様性が本当に重要になってきている気がしますので、ご理解・ご共感いただける方にお付き合いいただけたら本当に嬉しいです。

 

 

まもなく2018S/Sが終わり、2018A/Wが始まりますが、変えるべきものと変えてはいけないものを識別することでまだまだ『らしさ』を出していけたらと思いますので今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

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