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有松塩縮加工リネンシャツ


2018.05.20 Sunday | category:-

 

ここ数日はLA BAUMEがブイブイ言わせていますが、その脇でまた確かな存在感を示しているのが山内。

 

 

と言いますのも、ワンラック使って山内ゾーンを設けました。

 

単体でももちろんですが、山内のアイテムはある程度の数が揃うと凄まじいオーラを放つので張り切って並べてみました。

 

凛とした美しい面構えになっていると思います。

 

そして、そんな中で一際存在感を放つTHE 山内と言える有松塩縮加工リネンシャツ。

 

本日はこちらをご紹介させていただきます。

 

 

 

black / 2・3・4 / ¥35,000+tax

 

 

 

 

 

green(sold out)

 

 

 

 

使用している生地の独特のシワ感は、日本の伝統工芸に指定されている名古屋の有松地域に江戸時代から伝わる『有松絞り』の技術を取り入れた塩縮加工によるもの。

有松の職人さんが一つずつ塩縮液に漬け込み、風合いを見ながら微妙に濃度を変化させ、絞りを加えながら丁寧に加工することで生み出されています。

塩縮液は強アルカリ性なので、何度も洗いをかけ中和作業をしていくことで風合いが増していきます。

 

それにより出来上がった生地は縦横で約30%縮まるので、本来シャツを作る為に必要な生地分量が約2.5倍。3枚分に迫るほどの量の生地を使用しています。

 

そうして出来上がった生地の縮みを見ながら1着ずつ、1パーツ、1パーツ裁断されています。

 

そして、ここからそのパーツ達を縫い合わせ…ないのが山内クオリティ。

 

裁断されたパーツの裏全てに、滑りの良いキュプラ混の綾織り生地をあてる二重仕立てにすることで、裏地としてはもちろん、シワにより動きの出ている生地のサポートをする役割を果たしています。

 

このシャツ作りの域を完全に超えた工程が圧倒的な一枚をメイクしていきます。

 

ここまでしてようやく全てのパーツを縫い合わせ、3mm厚の本白蝶ボタンを取り付け、1着のシャツが完成します。

 

あ、

 

当然のように『3mm厚の〜』なんて言いましたが、決して普通なことではないですからね。笑

実際に見て触れてみてください。たかがボタンがシャツ全体の空気を作る上でどれだけ重要な要素かということを瞬時に理解していただけると思います。

 

有松の塩縮という技法は元々和服に使用されていたものなので、どこか『和』の表情を感じさせるのがこのシャツの最大の特徴。

 

『日本人であること』がコンセプトの山内の代表作である所以である気がします。

 

グリーンが早速完売となりましたが、山内自身も”王者”と呼ぶほどのブラックの方はまだストックがございますのでこの圧倒的クオリティを是非一度ご体感ください。

 

※山内の商品は現在オンラインショップにて販売を行っておりませんが通信販売にはご対応させていただいております。

ご希望の際はメール、お電話にてお問い合わせください。

 

RAZE
0776-97-9991
info@raze.jp

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※2018年よりお店は19時CLOSEとさせていただいています。

お間違いのないようお願いいたします



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