大人のお洒落はお洒落過ぎない
2019.10.23 Wednesday | category:-
「大人のお洒落はお洒落”過ぎない”」
ってこの言葉はリスペクトして止まない東京カレンダーさんの最新号から抜粋させていただきましたが、これは僕個人的にもかなり大事にし続けてきていることでして、「奇をてらうのでもなく置きにいくわけでもなく」という冷静と情熱の間のようなところを上手く突いたような装いができている人のことを真のお洒落さんだと考えています。
というわけで、本日はそんな「奇をてらうのでもなく置きにいくわけでもなく」なニットベストをご紹介します。
見た時に地味だと思う服、少し物足りなさを感じる服ほど着てみると案外「ぴょえ〜すげーいいじゃん」となります。
これは誰しも経験があるかと思います。服好きの方なんかは特に。
この少し物足りない要素というのは僕は着る人のことだと思っていて、服を着た時に着た人によって初めてそこが埋められるわけです。
だから着ずにただ見た時の「少しの物足りなさ」いうのはある意味、必要な要素だと思っていて、そもそも洋服というのは人が着て初めて完成し真価を発揮するものだと考えています。
もちろん「魅せる」ことに重きを置いた洋服も必要ですし、それはそれで僕も好きなんですが、それだとあまりにも洋服のみで完結している為、着た時に着る人が入り込む余白がない。
その為、着た結果として良くない「違和感」が生まれてしまい、惹かれたのに「なんかちげーな」に陥りやすいのではないかと思います。
だから、見て少し物足りないくらいの服の方が人には合うというのが僕の考え。
ということを踏まえてのこちらのベストなんですが、ビジュアルとしてはかなりシンプルなケーブルスタイルのニット。
ですが、肩位置を少し落とすことで微かな主張が出ているここがミソ。
これによってオジサマ臭、学生臭を和らげ、抜けた印象に仕上げられています。
素材にはウールとヤクをほぼ半々の割合でブレンドしたものを使用しており、秋冬らしいウールニット感はしっかりありながらも全くチクチクしないというのが嬉しいところ。
今回はシャツを合わせた王道スタイルですが、ロンTなんかにして軽めに仕上げるのも良いですね。
薄手のニットと合わせてニット×ニットというのも面白いかも。
パンツに関してはやはり少し太めのスラックスで合わせるのがオススメ。
「着てみないと分からない」なんていつも言っていますし洋服全てに言えることなんですが、このベストに関してはより強く言わせていただきたいので、少しでも興味を持たれた方は是非お試しください。
RAZE
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